岐阜の【エアコン博士】ニッケン こと株式会社ニッケンの日比野です。
本日は家庭用ルームエアコンの撤去の事例です。
あわせてエアコン処分時の注意点についてもご説明します。
こちらの機械は正常に運転可能な状態でしたので、取り外す前に強制冷房運転をし、室外機にフロンガスを閉じ込める”ポンプダウン”を行いました。
六角レンチなどでバルブを操作して封じ込みます。
家庭用・業務用のエアコンのほとんどに、冷媒フロンガスが使われています。フロンガスにはいろいろな種類があり、影響の大小もありますが、オゾン層の破壊や温暖化の原因となるとされており、日本の法律では「フロンガスをみだりに大気に放出してはならない。」ことになっています。
なので、エアコンの廃棄時にはフロンガスの取り扱いに注意しないといけませんが、家庭用ルームエアコンに関しては不要になった機器を”家電リサイクル法”の定めで、製造元メーカーに引渡すことになっており、その際にフロンガスは室外機に封じ込めた状態でよいことになっています。家庭用ルームエアコンのフロンガスは製造元メーカーがリサイクル時に適切に処理してくれるというわけです。
なので、家庭用ルームエアコンの撤去作業の際、そのエアコンが正常に動く状態か、壊れてしまって動かないのかによって、作業内容・作業にかかる時間・費用が変わって来ます。
- エアコンが動く:ポンプダウン可能。(作業時間が短かくて済む)
- エアコンが壊れている:ポンプダウン不可。現地でのフロン回収作業が必要。(作業時間・費用が増える)
ちなみに
家電リサイクル法の対象となっていないエアコン(家庭用天井埋込カセット形などや業務用エアコン)は、フロンガスを抜き取った状態で廃棄する必要があるため、壊れていてもいなくても、いずれかのタイミングで必ずフロン回収作業が必要になります。
法律に違反した際の罰則もありますし、地球環境のこともありますので、ご理解ご協力をお願いいたします。
室内機撤去済み
室外機撤去済み。
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