岐阜の【エアコン博士】ニッケン こと、株式会社ニッケンの日比野です。
今回は”マルチエアコン”のリニューアル事例です。
元々のお使いだった機器は三洋製で、方式は “ガスヒートポンプ式エアコン” でした。よくGHPエアコンと呼ばれているタイプです。
GHPエアコンとは
冷媒を搬送する動力として、電気式モータではなく、ガスを燃料としたエンジンを使用しているのが特徴です。
“マルチエアコン”とは、1台の室外機で複数の室内機を運転することが出来るエアコンです。広い空間や沢山のお部屋のある施設や店舗、ビルなどて採用され、各室内機が個別に制御可能なものを”ビル用マルチ”といい、僕たちはビルマルと呼んでいます。
撤去前の状況です。
室内機はすべて天井埋込カセット形・4方向吹き出しタイプです。
室外機は屋上に設置してありました。
長年お使いのエアコンで、室外機が故障してしまいましたが、もう部品対応が出来ず修理が出来ないとのことで、リニューアルすることになりました。
新しい機器は、お客様のご意向から、電気式のもので、マルチではなく、各部屋個別に単体ペア形(1:1)となりました。
この場合、リニューアルに際して、新たな配管工事、新たな電源工事、新たな室外機設置スペースを要しますが、マルチ室外機が故障した時のような影響の大きさ(マルチでつながっている室内機の全てが運転できない)を回避出来ます。
既設天井開口と既設ドレン配管は流用とし、配管と連絡配線は新設でのエアコンリニューアルとなりました。
室外機は、最寄りの外壁面に架台を用いて設置することになりました。
既設空調機器撤去の時に必ず必要な作業が、
フロン回収作業
です。
今回は撤去作業の前日に行いました。炎天下の中、機材を屋上へ運ぶのが大変でした。
フロンガスの大気放出は、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるため、改正フロン法などで固く禁じられています。違反した場合は厳しい罰則もあります。エアコンの撤去処分の際にはご注意下さい。
明けて撤去作業の日。
撤去した室内機とパネルです。(室内機の取り付け作業の写真が残っていませんでした。)
室外機周りの作業です。壁面置台を取り付けて設置しました。
室内の仕上がりです。新しいパネルはスッキリキレイで気持ちいいですね!
室外機も壁面置台でしっかり固定できました。
実質的な工事としては、事前調査とフロン回収、試運転確認の時間を除いて、朝から夕方までで完了しました。
ガスヒートポンプエアコンから電気式エアコンへのリニューアルも、お任せ下さい!ぜひ岐阜【エアコン博士】ニッケンにお問い合わせください。
岐阜県以外の近県(愛知・三重・滋賀・静岡など)でも対応いたします。
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